昨日(8/31)、三多摩地域の支部交流会が催されました。私も、すっかり忘れておりましたが当日朝、

朝倉書記長からメールを頂き気がつきました。夏休み中であり、こういう時でないとなかなか参加でき

ないので、頑張って参加しましたので概要を報告します。

 

『現代改憲論の動向と特徴 〜自民党「新憲法草案」の検討を踏まえて〜』と題して

都留文科大学 横田力 先生が講演なさいました

資料も大変充実しており、80枚程度の両面印刷(160p)が配布され、先生の熱心な研究成果と受け

取れる内容でありました。

私の感じたことを端的に報告させていただきますと、憲法で定義される「権利」と「義務」の関係は

「権利」を持つのは国民であり

「義務」を負うべきは国家である

所が、自民党の改憲内容は、「権利」と「義務」

の基本的関係に於いて数々のすり替えが行われている。また、自民党の改憲論には「党の理念として」

        軍事大国主義(阿部首相の主張)

        グローバリゼーション、構造改革-新自由主義(小泉前首相の主張)

        社会統合の策として、新保守主義/治安の強化/権威主義的統治

といった復古主義的イデオロギーの連動によって国民の考え方も徐々に変化してきている。

というものである。昔の日本人は“困っている人を助けたい、正義、道徳”などといった考え方を大切に

持っていたと感じるが今は“社会のために役立ちたいといった考えを持った人は先進主要国に比較

すると非常に少数になりつつある。言い換えると、社会は

“平等、正義、自由、人権、権利といった考え方から

“自己責任、競争による評価、目標に対する管理、勝ち組と負け組

といった風に大きく変化してしまっていることは残念なことである。即ち、“自己に対する評価”が中心に

社会が変質してしまってしまったように思うのである。・・・・・・・

横田先生の講演を聴いて、私自身も“なるほどなー”と納得する部分も多数ありました。

日頃、労組等が声を上げている“憲法改悪はんたーい”の言いたいところが少しではあるが理解できた

ことは大いに収穫であった。横田先生の見識や講演内容には遠く及ばないが、少なくとも自民党が行っ

てきた「派遣法自由化、労働と福祉の大幅改正、ワーキングプアの大量発生」は身近な出来事であり

職場内に於いても、私達の仲間が共に働く権利、人らしく生きる権利を正当に主張できるように今後も

頑張らなくてはいけないと感じます。特に、組合として正しい労働活動を行うことにより経営者と相互関

係を築く中で「権利と義務で合意を勝ち取る」団体交渉を行うといったことは重要であり、職場内でもより

一層理解を深めていかなければならない。と感じました。

 

資料は、支部事務所にあります。ご興味ございましたら目を通してみてください。

以上、三多摩支部勉強会の報告でした。

明星学苑労組 委員長 大矢博史

 

 

 

 

 

現代改憲論の動向と特徴 学習会に参加して